毎日の暮らしを支える堅牢な構造、快適で安心な
暮らしを支えるこだわりの設計を実現しました。

Equipment Quality

Structure構造

  • コンクリートかぶり厚

    劣化しにくい構造躯体を実現するには鉄筋コンクリートの中性化対策が施されているかによります。中性化を防ぐひとつの策は鉄筋を覆っているコンクリートの厚さ(かぶり)を適切な厚さで確保することが効果的であるとされています。そこで、本物件では、コンクリートのかぶり厚を土に接しない部分は約30mm以上、土に接する部分は約50mm以上確保し、耐久性を保っています。

    コンクリートかぶり厚
  • 鉄筋

    鉄筋コンクリートに用いる鉄筋に、日本工業規格(JIS)に合格した鉄筋を使用しています。大きな力のかかる柱や大梁の主筋には、D19〜D35の物を使用しています。

    ※Dとは鉄筋の太さを表します。

    鉄筋
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  • コンクリート強度
    (設計基準強度)

    本設計では、設計基準強度Fc=約27〜39N/㎟としました。これは1㎡当たり約2,700〜3,900トンもの重量を支えられることを示しています。

    ※杭・付属建物・レベルコンクリート・土間コンクリート・外構擁壁等を除く。
    ※コンクリートの構造設計の際に基準とするコンクリートの圧縮強度、コンクリート打設後、材齢28日経過(材齢28日)を標準としています。

    コンクリート強度(設計基準強度)
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  • 鉄筋コンクリート構造
    (RC構造)

    鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋とコンクリートを用いた建築の工法です。英語のReinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC構造またはRC造といわれています。コンクリートの圧縮に強い性質と鉄筋の引張りに強い性質を組み合わせた構造です。

    鉄筋コンクリート構造(RC構造)
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  • コンクリート

    セメントに、水、砂利、砂を加えて混ぜ合わせることにより、化学反応(水和反応)を起こし、固体化させたもので圧縮に対する強度が非常に大きく、主に荷重を支える構造部材として多用されています。

    コンクリート
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  • 配筋検査

    コンクリートを打ち込む前に、設計図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを建設施工の工程の一環として工事監理者によって検査しています。また、審査機関(特定工程)の検査を受けます。これらの配筋検査は強度や耐久性にかかわる重要な検査です。

    配筋検査
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  • 工事段階での現場管理

    タカラレーベンでは工事段階でも厳しいチェックを行っています。入居時に確認できない隠ペイ部等は、定期的に担当者が現場で工程内検査を行っています。

    工事段階での現場管理
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  • 戸境壁

    集合住宅の住戸と住戸の間を区切っている壁を戸境壁といいます。耐火性能、遮音性能の基準が法令により定められています。各住戸の戸境壁のコンクリート厚を約180~200mm確保しています。

    戸境壁
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    戸境壁は、グラスウール・ロックウールを充填した乾式耐火遮音間仕切壁を採用しています。

  • 構造スリット

    構造スリットとは、鉄筋コンクリート造の建築物全体の構造バランスを保つ目的、また、大きな地震が発生した際に建物の柱や梁のせん断破壊を防止する目的で、柱と壁、梁と壁などを切り離すために入れるものです。

    構造スリット
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  • 二重床・二重天井

    「二重床&二重天井」は、直仕上げの床・天井に比べメンテナンス性が非常に良くなります。居室床には、振動を吸収するクッションゴムを支持脚に装備し、⊿LL(Ⅱ)-3等級相当(メーカー表示)の遮音性能を備えた二重床構造を採用しました。

    二重床・二重天井
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    ※遮音性能(⊿等級)は、JIS規格で定められた測定方法で測定した値であり、実際の住戸内での遮音性能を示すものではありません。
    ※スラブの工法・厚み・面積により実際の性能は異なる場合があり、性能を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。

  • 建物の防水・断熱性能

    外気に接する最上階の屋根部分にさまざまな工夫がなされています。一つ目はコンクリート躯体で勾配をとり、室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように考慮し、アスファルト・シートによる防水処理を行っています。二つ目は外断熱(一部内断熱)処理。これはコンクリートの外で断熱し、外気の寒暖を遮断することで冷暖房効果を高め、結露やひび割れの発生を軽減する効果があります。最下階のスラブ下にも、断熱材を施しました。断熱効果が向上し、結露防止に有効な他、冷暖房効果も高めます。

    建物の防水・断熱性能
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  • 防火防音措置工法及び排水竪管

    音の伝導が気になる居室に面するパイプスペースの配管部分の音の伝わりを軽減します。
    キッチン、浴室、トイレなどで流した排水音を抑制するため、排水竪管には遮音型耐火二層管を使用しています。

    防火防音措置工法及び排水竪管
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  • 二重サッシ

    二重サッシにすることで結露の発生を抑え、遮音性も向上します。また、気密性も高まり、冷暖房効率も上がります。(一部を除く)

    二重サッシ
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    ※防音室のみ

Disaster Prevention防災

  • 冷蔵庫のコンセントを床から
    約190cmの高さに設置

    冷蔵庫電源コードが、冷蔵庫の下敷きになって破損し、そこから火災が起きることがないように、冷蔵庫置場には床から約190cmの高さにコンセントを設置しています。

    冷蔵庫のコンセントを床から約190cmの高さに設置
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  • 連結送水管

    建物外の送水口と3階以上の階に設けられた放水口を配管で結んだ消防用の設備です。

    連結送水管
  • 玄関ドアには対震枠を採用

    玄関には、枠とドアのクリアランスを通常より広く取った対震ドアを採用しました。これにより、地震で枠が変形しても、ドア本体への変形を防ぎ地震時でもドアを開閉できるよう配慮しています。

    玄関ドアには対震枠を採用
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  • 地震時のエレベーター管制運転

    地震の多いわが国ではマンションにもさまざまな対策が施されています。P波・S波センサー採用のエレベーター設置もその一つです。P波とは地震時に起こる初期微動のことで、S波とは本震のことです。そして、このエレベーターなら地震の初期微動を素早く感知し、大きな揺れ(本震)が来る前に最寄り階へ着床。扉が開き外に出られるシステムになっています。

    地震時のエレベーター管制運転
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    ※震源が近い場合はその限りでない場合があります。